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コラム

【プラチナのあれこれ】豆知識をご紹介

2023.08.31

プラチナとはいったいどんなもの?
その名前に意味はある?
プラチナはどこの国で採れている?
どんな種類がある?
プラチナという名前は多くの方が知っていますが、プラチナに関しての細かい知識はというと知らない方のほうが多いです。
こちらの記事で、なかなか知ることのないプラチナについての豆知識を改めてご説明しましょう。

プラチナとはなに?

原子番号78番にあたる元素。
それがプラチナです。
学術用語ではプラチナとは呼ばれず、白金(はっきん)と呼ばれています。
白金と書くと、その文字のイメージからホワイトゴールドと混同する方もいますが、そうではないのです。
ホワイトゴールドと白金(はっきん)とは、全く異なる金属なのです。
プラチナの大きな特徴は、酸に対する強さです。
耐食性が非常に強く、金同様王水以外で溶かすことは困難です。

プラチナという言葉の意味・語源

プラチナという言葉は、もともとはスペイン語の「platina」です。
Platinaとは、小粒の銀のことを指す言葉です。
その昔、スペインの将校が南米コロンビアのピント川で白色の金属が発見されました。
この金属が、platinaです。
発見したこの金属に対して、「銀」を表す「プラタ」、小粒であることをあらわす「デル」、ピント川の「ピント」を組み合わせ「プラタ・デル・ピント」→「プラチナ」と呼ぶようになったのです。
ピント川で見つけた銀に似た小粒の金属。
これが、プラチナという名前の語源だったのです。

プラチナの埋蔵量と産出国

流通しているプラチナのほとんどは、南アフリカで採掘されているものです。
全体量の実に7割にのぼるプラチナが南アフリカで採掘されているということは、ご存じでない方も多かったのではないでしょうか?
また、南アフリカに次いで多く採掘されているのは、ロシアです。
ロシアでは、全体量の15%強のプラチナが採掘されています。
他にも、ジンバブエやカナダ、アメリカ、コロンビアなどの国々でもプラチナは採掘されていますが、いずれも全体採掘量の3%ほどかそれを下回る量でしかありません。
実質、南アフリカとロシアでしかほとんど採掘することのできない金属。
しかも、そのほとんどは南アフリカで採掘されているのです。
また、その埋蔵量は非常に少ないことでも知られています。
そのほとんどを産出しているロシアと南アフリカでも、地殻1トンあたり0.0001グラムしかプラチナは産出されていないのです。

プラチナの種類について

プラチナは純度によって種類が分けられています。
それぞれについて、以下で説明していきましょう。

・PT1000

プラチナ含有率が99.9%の純粋なプラチナのことを、PT1000と呼びます。

・PT950

プラチナ含有率が95%が、PT950です。
多くは、プラチナ95%・パラジウム5%の組み合わせで生成されています。

・PT900

プラチナ含有率が90%のプラチナが、PT900です。
宝飾品などに使われているプラチナはほとんどが、このPT900です。
プラチナは金と比較しても粘りがある金属です。
そのため、加工をしてもその際に割れることは少なく、他の金属を混ぜる比率を少なくすることができるのです。
加工しやすく強度も優れているのが、このPT950です。

・PT850

プラチナ含有率85%はPT850です。

プラチナの種類と言えば、一般的にこの4つの純度の話であることが多いので覚えておくと良いでしょう。

まとめ

JPメタルではプラチナの買取を強化しております。お気軽にご相談くださいませ。

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