ピンクゴールドとは何?
2023.07.27
ピンクゴールドとはどのような素材で、どのようなゴールド製品を指すのか等、疑問をお持ちの方にわかりやすく紹介させていただきます。今ではジュエリーや時計等で使われる機会が増え、お馴染みのピンクゴールドですが、ゴールドなのにピンク?という方もいるかもしれません。
ジュエリーショップで聞く限り、女性らしい色合いが可愛く、特に若い女性から人気のカラーゴールドということですが、ここでは、ピンクゴールドの特徴や魅力、そして、購入された後のお手入れの仕方などをまとめて紹介させていただきます。
ピンクゴールドとはどういうもの?
ピンクゴールドとは、ホワイトゴールドやイエローゴールドよりもピンクがかっているゴールドのことで、金と銅を混ぜて作成した合金のことを指します。金(純金)に銅を混ぜることで、美しいピンク色を製品に出すことが可能です。また、混ぜる銅の量はメーカーにより様々であるため、メーカーによってピンクゴールドとはこの色というように一概に言えません。そもそもカラーゴールドはすべて、純金と他の金属を混ぜて作られた金製品です。
イエローゴールドも、ホワイトゴールドも、ピンクゴールドもメインの素材はゴールドで一緒です。
ゴールドに「銀」を多く加えると白っぽくなり、「銅」を多く加えると赤っぽくなるため、その絶妙な配合率により、ホワイトゴールドやピンクゴールドが生まれるというわけです。つまり、金製品ですので、メッキとは異なり、剥げることもなく、ピンクの色味は酸化しない限り、ピンクの淡い色味を長く保つことが可能です。
ピンクゴールドの特徴
ピンクゴールドの特徴について記載させていただきます。特徴としては、大きく2点ございます。1点目は、色が可愛らしく女性らしく見えるという点です。
ピンクゴールドを使用されている大手ジュエリーメーカーとして、ブルガリやカルティエ、ディオール、ヴァンクリーフ&アーペル等が有名です。
特に有名なカルティエのトリニティリングにはイエローゴールドとホワイトゴールドとピンクゴールドが用いられていますし、ブルガリのネックレスやイヤリング等はイエローゴールドも発売されていますが、ピンクゴールドも発売されており、女性らしい素敵な色味もあり人気アイテムのひとつです。2点目は、純金よりも固いという点です。
24金(純金)は混ぜ金を使用していないため、柔らかく、ジュエリー等のファッションアイテムには不向きとされているのはご存知でしょうか。
柔らかい純金でジュエリーを作ってしまうと、少しぶつけた時や付加がかかった際に曲がってしまったりします。
しかし、ピンクゴールドは混ぜ金として銅を純金に混ぜている金製品ですので、18金や14金といった純度の金製品が多く存在します。
混ぜた金属が純金よりも固く、ジュエリー等に加工しても固さを保持することができるため、長く愛用することが可能です。では、デメリットは存在しないのでしょうか。
実は、金の純度が下がるにつれ、変色する可能性が高まるため、ピンクの色味が強いピンクゴールド程、変色しやすくなるという特徴も存在することは留意しておきたい点です。
ピンク色が強いということは、使用している銅が多く、金の純度が下がるため、変色しやすい銅の部分が変色してしまいます。また、小傷が増えた場合、ピンクの反射が小傷で別方向に向いてしまい、発色が悪くなります。ただし、磨けば戻りますので、それほど、難しく考える必要はありません。
ピンクゴールドのメンテナンス方法
ピンクゴールドのメンテナンス方法について紹介させていただきます。前項に記載させていただきましたが、ピンクゴールドは純金に割り金として銅を使用している製品のため、固く、傷がつきづらいという特徴があります。
そのため、基本は使用した後に柔らかい布で拭く、汗や皮脂が付いたら中性洗剤を薄めて洗う程度でメンテナンスは完了です。もちろん、小傷が目立ってきたり、ピンクゴールドの華やかさが薄れ、変色などが見られた場合は専用の磨きクロスがホームセンターやディスカウントストア等で市販されていますので、磨き布を使用して磨くことをお勧めします。また、ジュエリー等が好きな方は複数お持ちの方が多く、使用される頻度を1回おき、2回おきに付け替えをされる上級者の方もいらっしゃりますが、長く愛用いただくには、効果的ですので、複数お持ちの方には、こちらの方法もお勧めです。
ピンクゴールドのおすすめアイテム
ピンクゴールドでおすすめのアイテムを紹介させていただきます。
ピンクゴールドは金の純度により、濃いめのピンクから淡いピンクまで存在します。
優しめのピンクゴールドはK18製品が多く、高級時計や高級なジュエリーブランドに使用されているケースを目にします。
はっきりとしたピンクゴールドはK14やK10やK9など、純度が低く、優しい色合いの製品が多いです。金の純度が低くなれば安価になりますので、国内のデザイナージュエリーやジュエリー量販店様等のノーメーカージュエリーとして使用されるケースが多いです。
ネックレス、ピアス、イヤリング、時計はもちろんですが、最近は、結婚指輪に用いられる方も増えています。旦那様はホワイトゴールド、奥様はピンクゴールド等、比較的安価で揃えられるため、デザイン性に凝ることができるオーダー商品等で使用されるケースが多いようです。 ピンクゴールド以外のカラーゴールド全般、同じことが言えますが、混ぜ金を含むことで、固さが担保されるため、アクセサリーに向いています。エコスタイルではピンクゴールドを使用したアイテムの買取を行っております。もしお使いにならないお品物がありましたらぜひご相談ください。
まとめ
カラーゴールドも金製品ですので、片方のピアス一点からでも、リサイクルショップや質店で売却することが可能です。
次のアクセサリーをご購入される際の資金に充当されてはいかがでしょうか。
JPメタルでは金や貴金属製品の買取を強化しております。お気軽にご相談くださいませ。
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