メレダイヤとは
2023.09.06
メレ(Melee)は、小さな宝石やダイヤモンドのことを指す言葉であり、メレダイヤモンドは、主に小さなサイズのダイヤモンドを指します。主要なダイヤモンド(中央の大きなダイヤモンド)を囲む、装飾的な役割を果たすことが一般的です。例えば、エンゲージメントリングの中央に設置された大きなダイヤモンドの周りに小さなメレダイヤモンドがセットされることがあります。主要なダイヤモンドを引き立て、装飾的な美しさを追加するために使用されます。
メレダイヤモンドのサイズ
メレダイヤモンドは非常に小さなサイズのものであり、通常、1カラット未満の重さを持ち、一般的に直径で表されます。典型的なメレダイヤモンドの直径は、0.8 mmから2.5 mmまでの範囲にあります。
メレダイヤモンドのサイズをカラット(ct)単位で表すことは一般的ではありませんが、複数のメレダイヤモンドを合計した総カラット数を使用することがあります。たとえば、20個の0.05カラットのメレダイヤモンドは、合計で1カラットの総カラット数を持つことになります。
ポイント(Points)
メレダイヤモンドの小さなサイズを表現するために、カラットではなく「ポイント」という単位が使用されることもあります。1カラットは100ポイントと等しいので、0.25カラットのメレダイヤモンドは25ポイントと表現されます。
多数使用
ジュエリーのデザインでは、メレダイヤモンドは多数使用され、他の宝石や中央の主要なダイヤモンドと組み合わせて装飾的な効果を高めるのに役立ちます。
キャラット総重量(総カラット数)
メレダイヤモンドは、通常、個々のダイヤモンドのサイズが小さいため、ジュエリーに使用される場合、その総カラット数が強調されることがあります。たとえば、リングに0.25カラットのメレダイヤモンドが20個使用される場合、そのリングの総カラット数は5カラットとなります。
面数
一口にメレーダイヤモンドと言っても様々な面数があるのはご存知でしょうか?最終的にはデザイナーの意匠で少し輝きをはっきり出したいか?それとも細かく輝かせたいか?の好みの部分もあるのですが、ラウンドブリリアントのメレーダイヤモンドは58面のカットを「フルカット」そして36面のカットを「ダブルカット」18面を「シングルカット」と呼んで区別します。
ダイヤモンドのカットの歴史でも紹介したシングルカットやダブルカットが現在はメレーの技術に使用されているのです。実際にダイヤモンドのサイズが小さくなる場合に多面体を採用すると、その割合分だけ一つ一つの面が小さくなるために輝きも小さくなり、本来キラキラとした輝きがチラチラになったり光が小さくなります。現在ではリングをデザインするデザイナーの意匠でメレーの輝きも加味してデザインされる事が殆どです。
シングルカットとダブルカット
フェイスアップでラウンドカットに磨かれたガードル輪郭と、18面または36面(キューレットの有無による)のファセットを持つカッティングスタイルで、ファセットには、テーブル、クラウンファセット8面もしくは16面、パビリオンファセット8面若しくは16面、キューレットを含む場合は1面プラスします。
フルカット
57面または58面のファセット(キューレットの有無による)を持つラウンドブリリアントカットで、ファセットにはクラウンファセット(32面)、パビリオンファセット(24面)、テーブル1面とキューレット1面の58面、キューレット無しは57面で仕上げられます。
まとめ
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